敬語の使い方

あけましておめでとう、はいつまで使える?例文(和文・英文)

パンダ

お仕事だいすきパンダだよ。 転職はしない方がいいことのほうが多いから、慎重にね

敬語をうまく使えないので、どうすればいいの?
パンダ

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本記事の信頼性

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本記事では、「あけましておめでとう」は正しい敬語か?について解説します。

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前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。

「あけましておめでとう」の使用期限

新年の挨拶で定番なのは、何といっても「あけましておめでとう」でしょう。ところで、この「あけましておめでとう」はいつまで使っていいのかという問題が出てきます。例えば、ビジネスの世界では正月三が日までは休みというところも多いでしょう。もし年賀状がオフィスに届いて、事前に年賀状を出していない場合、4日以降に送付する形になります。そのタイミングで「あけましておめでとう」を使っていいのかと思ったことはありませんか?

歴史的に見ても古くから使われている言葉ですが、「あけましておめでとう」は6世紀ごろにはすでにあったと言われています。もともとの意味は、年神様という豊かな実りをもたらす神様をお迎えできておめでたいということです。年が明けたら用いられる言葉です。

「あけましておめでとう」をいつまで使ってもいいのか、一般的なのは松の内までです。松の内とは、門松などを飾る期間のことです。皆さんも実家でお正月になると門松を飾った経験があるでしょう。門松などは年神様をお迎えするためのアイテムです。この松の内の期間ですが、地域によって若干異なります。関東では7日までですが、関西の一部地域では15日までです。ただ、近年では7日までを松の内とするという考えが日本全国広く浸透しています。ですから、一般的に7日までに出した年賀状であれば、「あけましておめでとう」を使っても問題ないとされています。

しかし、これは一般的な考え方です。ではビジネスの世界はどうかというと、若干異なります。例えば1月1日が月曜の場合、7日は日曜日となります。この場合、企業によっては正月7日まですべて休みとすることもあり得ます。そうなると、仕事始めのメールでは「あけましておめでとう」という言葉が使えなくなってしまいます。年明けの挨拶を得意先にできないとなると困ってしまうでしょう。このため、上で紹介したような特殊な事情がある場合、7日以降でも「あけましておめでとう」を使ってもいいケースも出てきます。

ビジネスでいつまで使えるのか、別に一律で決まったルールはありません。一般的に目安とされているのが、仕事始めから1週間というものです。先ほど紹介した7日までずっと休みだった場合、仕事始めの8日から1週間であれば「あけましておめでとう」を使っても問題ありません。ですから、仕事始めから1週間以内に、取引先の挨拶回りは済ませておいたほうがいいでしょう。ただし、スケジュールの都合で、どうしても1週間以内に回り切れないということもあるかもしれません。その場合には、1週間を経過したら「本年もよろしくお願いいたします」と言えばいいでしょう。どうしても「あけましておめでとう」を使いたければ、前に「ご挨拶が遅れましたが」と付け加えれば、失礼には当たらないでしょう。

「あけましておめでとう」は直接伝えるほかに、年賀状で使うこともあるでしょう。年賀状も歴史的に見るとかなり古く、7世紀後半ごろには既に使われていたと言われています。庶民は遅いですが、それでも江戸時代にはかなり広まっていたと考えられています。年賀状を送る場合、正月の三が日までに届くように準備するのがビジネスマナーと思っておきましょう。ただし、自分が出していないところから年賀状が届いた場合にはこの限りではありません。その場合には、少なくても松の内までには届くように年賀状を出すように心がけましょう。通常松の内は1月7日ですから、1月5日までには郵便ポストに出しておけば間に合うでしょう。もし1月5日までのはがきを出す準備が整っていなければ、年賀状はふさわしくありません。松の内を過ぎてしまうのであれば、寒中見舞いという形で送付するのがマナーです。

自分が出していないところから年賀状が届いた、松の内までに相手にハガキが届かないという場合、メールや電話で済ませようとする人もいます。しかし、これはマナー違反です。年賀状が送られてきたのであれば、こちらも年賀状で返すのが基本的なマナーです。ビジネスの取引先であれば、年賀状は15日までOKという考え方もあります。正月は大正月と小正月があります。大正月は1月7日までですが、小正月は15日までと考えられています。小正月が終わるころまでに間に合えば、年賀状を出してもビジネスの世界では問題ないという考え方もあります。

例文

社会人になると、いろいろな仕事の関係者から年賀状を受け取ったり、あるいは自分から出したりするでしょう。この時どのような内容の年賀状を出せばいいのか、社会人1年生だと迷ってしまうかもしれません。年賀状を出すにあたって、自分と相手の関係性を考えて出すように心がけましょう。

例文(上司あて)

新年の挨拶は上司に対しては必須と思ったほうがいいでしょう。日頃から仕事で大変お世話になっている人ですから、年頭の挨拶をしっかり行うべきです。そうすれば好感度もアップするはずです。年末年始は大半の会社が休みになるでしょう。ということは、三が日の間に上司に会って、直接新年の挨拶をするのは難しいかもしれません。上司の家に訪問できるような距離でも、相手が家族と正月はのんびり過ごしたいと思っているかもしれません。

もし普段よく話をする親しい間柄の上司に対して新年の挨拶をしたければ、メールでもかまわないでしょう。30~50代くらいの上司であれば、普段メールのやり取りをするのが当たり前と考える人も今では少なくありません。ですから、年賀状のような堅苦しいものではなく、メールでカジュアルに挨拶したいと思う人もいるでしょう。ただし、その年代なら誰でもメールでOKとも限りません。中には「新年の挨拶は年賀状でやり取りすべき」という人もいるでしょう。上司に合わせて挨拶をすることです。

もしメールで新年の挨拶をするなら、メールの件名はわかりやすいものがいいです。例えば、「謹賀新年」とすれば一目見れば書かれている内容もわかるでしょう。その上で、「新年おめでとうございます。旧年中は親身なご指導・ご鞭撻をいただき、誠にありがとうございました。本年も精進いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます」のような内容で十分です。

「あけましておめでとう」で始めたければ、「昨年が大変お世話になりました。本年もご指導のほどよろしくお願いいたします」といった文面が一般的です。年賀状でもこのような内容でしたためれば、失礼には当たらないでしょう。ただし、メールの場合は句読点を入れても問題ないですが、年賀状では原則、句読点は使いません。改行するなどして、わかりやすいレイアウトを心がけましょう。

新年の挨拶では、一見すると問題ないようでも、実際には間違った表現もありますから注意しましょう。例えば「新年あけましておめでとうございます」、なにも違和感ないですし、このような挨拶をしている人もいるでしょう。しかし、「新年」と「あけまして」は同じ意味です。表現の重複はおかしいので気をつけましょう。

例文(部下あて)

社会人を続けていると、徐々に昇進して部下を持つようなポジションになるでしょう。ここで問題になるのが、部下に年賀状を送る時、どのような文面にすればいいかです。部下相手の年賀状の場合、上司のようにそれほど敬語に注意を払う必要はないでしょう。一般的に、部下相手の年賀状の場合、書き出しは「迎春」もしくは「賀正」になります。また、「祝」や「寿」のような一文字だけでも問題ありません。「謹賀新年」は上司を始めとした目上の人に使う言葉ですが、部下の年賀状に使っても大丈夫です。

ただし、注意したいのは「元旦」という言葉です。年賀状で使われがちな言葉ですが、元旦が使えるのは「1月1日に相手に届く年賀状」だけです。上司相手には年賀状が元旦に届くように手配している人も多いでしょう。一方、部下相手は後回しにしてしまう人も多いでしょう。すると、1月1日以降に相手に届く可能性が高いです。「元旦」は使用しないほうが無難です。

「あけましておめでとう」は部下に使っても違和感はありません。「あけましておめでとう」は万人に対して使用できる正月の挨拶のフレーズだからです。上司・部下関係なく、多くの人に年賀状を送る場合、はがきに印刷して送る人もいるでしょう。その場合は「あけましておめでとう」であれば、相手を見て表現を使い分ける必要がないので、負担もだいぶ軽減されます。部下への年賀状の場合、「○○くんの活躍で昨年は大変助かりました」「期待をしているので今年も頑張って大きく飛躍してください」のような部下を評価する文面にして、相手のやる気を引き出すような年賀状にしましょう。印刷で年賀状を作成する場合、部下ならそのままで送ってもいいのではないかと思っていませんか?しかし、一言だけでもいいので、何か部下を励ますような手書きのメッセージを書き加えておきましょう。

そのほかには、部下に感謝を伝えるような文面もおすすめです。「昨年は大変な仕事もありましたが、黙々と頑張ってくれる○○君には助けられました」「今年も○○君には期待しています。今年もよろしくお願いいたします」のような感じです。このように日頃の部下の頑張りに感謝する文面にすると、部下にとっては励みになります。部下に対して感謝の念を伝えることは普段あまりないかもしれません。ですから、年賀状を出す機会に、部下に感謝の念を伝えるといいでしょう。

例文(同僚あて)

同僚に年賀状を出そうと思っている人もいるでしょう。フラットなお付き合いなので、敬語や謙譲語、丁寧語をどうするといったことはあまり意識する必要はないでしょう。失礼のないように気を付ける必要はありますが、堅苦しくない文章で作成すればいいです。文頭については「あけましておめでとう」は誰に対しても使用できる表現なので、気軽に使えるはずです。「謹賀新年」は上司に対して用いる言葉ですが、少しフォーマルな年賀状にしたければ、同僚相手に使っても問題はありません。

その上で、「旧年中はお世話になりました。お互いに気分も新たに頑張っていきましょう」「旧年中はお世話になりました。今年は大きなプロジェクトもありますので一緒に頑張りましょう」といった感じで続けていけばいいでしょう。また、部下相手と同様、日頃の感謝の気持ちを伝える場にしてもいいかもしれません。例えば、「○○さんにはいつも助けてもらっています。今年もよろしくお願いします」「私が仕事を頑張れるのは○○さんのおかげです。今年もまた飲みに行きましょう」といった感じでもいいでしょう。

年齢を重ねていくと、体にいろいろとガタが来るかもしれません。健康の話を同僚とよくしているのであれば、そのことを文面に盛り込んでみてもいいでしょう。例えば、「そろそろ体に無理がきかなくなってきたので、健康第一で生きましょう」「いわゆるおじさんになってきたので、体には十分気をつけましょう」といった文面もユーモアが少し入っていいかもしれません。

同僚への年賀状についても、近年では印刷のはがきで済ませてしまう人も多いでしょう。それでもマナー違反ではありません。しかし、何か一言でいいので、手書きのコメントを入れておくと温かな印象になります。同僚相手であれば、「お互いに実り多き1年にしたいですね」「今年はお互い飛躍の年にしたいですね」「部署を私たちの力で盛り上げていきましょう」このような一言を書き添えておきましょう。相手との関係性のことを考えて、受け取り手がうれしく思う、モチベーションの上がるようなメッセージを入れてみましょう。

ちなみに海外の相手に「あけましておめでとう」という際には英語を用いるでしょう。英語の場合「Best wishes for successful year.」(成功の年となりますように)とか「I look forward to your continued good will in the coming year」(本年もよろしくお願いします)といった表現がビジネスの世界ではしばしば使われるようです。

まとめ

ビジネスマンとして、会社の上司や同僚、部下、取引先など、新年の挨拶をすることは多いです。どのような挨拶が好ましいかを考えてみましょう。「あけましておめでとう」は家族や友人相手でも使用する人は多いでしょうが、相手に関係なく失礼のない挨拶になるので、活用してみるといいでしょう。ただし、「あけましておめでとう」は仕事始めから1週間以内に用いる正月の表現です。お世話になっている人にはできるだけ早く新年の挨拶を済ませておきましょう。最近ではメールで新年の挨拶をする人も多いです。しかし、中には年賀状で挨拶してほしいと考える人もいます。相手のことを考えて、メールで済ませるか年賀状を出すか、判断しましょう。

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